恋愛について

私は昔から恋愛についての興味が薄く、みんな何で恋バナが好きなんだろ… と思っていました。

小学生の頃から、誰が好きだとか、好きな子いるか、みたいな話でみんな盛り上がる。

私は聞く専門で、自分の事は言わない(恋愛話が好きではないとわかってくれていた)ので、恋愛話とは違う、楽しい話だけしていました。

 

しかし、中学に上がり、もう避けられない。

みんな恋愛話が大好きです。

誰がカッコいい、誰が誰を好きらしい、あの先輩を見に行こう… など。

 

私は、本当に困っていました。どうしていいかわからなかったから。

恋愛話で盛り上がる友達の話を聞いたり、好きな人を見に行く事に付き合うことしか出来なかった。嘘でも話を合わせて、好きでもない人を自分の好きな人にする。という事もできなかった。

なぜ嫌か。

嫌というか、恋愛話が楽しくないのです。

恋愛話よりも、くだらない面白い話をしたり、男女関係なく遊ぶ方が楽しかった。

 

子供から大人に変わる時期、大人になっていく過程を楽しんでいたのでしょうか。

 

とにかく、当時の私は楽しさがわからなかった。

これは、私が太っていたからではない。と思っています。(多少は関係があるとは思いますが)

太っていたことによって、自分の容姿に自信がないのはありましたが、他に私のように太った子達も恋愛話でキャイキャイしていましたから。

 

元々の恋愛に対する苦手意識が、太っている事を更に卑屈に感じさせていたとは思います。

 

恋愛で楽しそうにしている子は色気づきます。

見た目も振る舞いも、女子になります。

それも私は苦手でした。

女の子らしい色の持ち物、服なども苦手になりました。

 

もっと魅力的になる為に、ダイエットする子もいました。

 

しかし、恋愛に興味が持てず、魅力的になりたい動機もない私は、食欲にまかせて食べ続ける毎日を送っていました。

 

今でも、恋愛話は苦手です。

人間の見たくないところ、ズルい考えを見たり、聞いたり、人の自分勝手さが露骨になる気がするから。

 

シスターになると漠然と思っていた

小学生から中学生になり、恋愛話が盛んになるなかで、漠然と、私はきっと将来、シスターになるだ。と思っていました。

私は無宗教ですが、家に仏壇があったので、表向き?は仏教徒

しかし、私は将来シスターになると本気で思っていたのです。

 

みんなの恋愛話にまったくついていけない、全く楽しくない、こんな状態で大人になり、結婚なんてできるわけない。

それならば、世の為、人の為になるシスターしかないんじゃないか。と思っていたのです。

 

恋愛の好き とかではなく、男女問わず、素敵だな。カッコイイな。と思う人はいました。

しかし、それは恋愛ではない。

とりあえず、将来シスターになるんだから、このまま楽しく過ごそうと毎日を送っていました。

 

トラウマ

高校に上がり、合コンに初めて参加します。

 

私は私立の女子校、相手は同学年の男子校のメンズでした。

女子は華やかな子が多め。(私の友達は華やかな子=イケてる子が多かったので) 私は緊張していました。

カラオケの一室での合コン。

メンズ達はビックリしたことに、場馴れしていそうなイケメン達でした。

合コンが始まると、当たり前のようにみんなお酒を飲みます。

私も飲みます。王様ゲームが始まり、際どい指示が次々と飛び出します。

下ネタも飛び交います。

下品な下ネタなゲームが次々と行われます。

好きではない人との交流でしたが、場の雰囲気を壊す事なんてタブーです。

 

居心地は悪いし、楽しくはないけれど、世の高校生がしているであろう合コンを体験しているという嬉しさ、イケてる学生の中の一員になって楽しんでいる(楽しくなかったけど)優越感。

 

しかし、その合コンがトラウマになってしまいました。

下品な下ネタゲームもですが、何より、イケメン学生を狙う普段とは違う、『女』 になっている友達、自分の魅力を引き立てる為に友達をネタにする感じ、誰がいいとか、あっちは誰が気に入ってそうとか、、、

 

そうです。私は友達にを感じる事がもの凄く嫌でした。嫌悪感を抱いていたのです。

 

それから、イケてる高校生活をエンジョイしたい友達は、クラブ(チーマー時代、危険な匂いのするクラブ)に通ったり、ボディーボードをしに海に通ったり、合コン、大学生と付き合ったり…

もう話についていけません。

私が楽しいと思うことでも、興味がある事でもないから。

 

イケてる友達といる事に疲れていた時、学年が上がりクラス替えがありました。

新しいクラスは平和で、恋愛話も際どくないレベルのもの。

イケてることが最も高校生活をエンジョイできると思っていた私は、あー今まで無理してたんだな。と気づきました。

私のエンジョイは、"イケてる"をする事ではないと気づきました。

 

太っている私が、何故、イケてる子達とつるんでいたか。

それは、中学から友達だった子達と同じ高校に上がり、その流れでつるんでいたからです。

地元の中学しかしらなかった友達は、高校生になり、色々と目覚めていきます。

新しい環境で "イケてる" を目指し(私の勝手な想像です)色々体験したんでしょう、イケてる子となり、イケてない子達への扱いが明らかに感じの悪いものになりました。

私はそんな友達と距離をとりはじめ、学年が上がってから付き合いはなくなりました。

その友達は無理をしていたのか、卒業はできましたが、イケてるを通り越して、荒れてしまいました。クスリに手を出したとか、援助交際をしたとかしないとか…

最後はメンタルが病んでしまったと友達伝いに聞きました。

 

話がそれましたが、とにかく、高校時代も恋愛とは無縁でしたが、平和で楽しい毎日をおくりました。

 

恋愛について、というか、男性が怖いと思ったのもこの頃です。

男性恐怖症です。

毎朝、電車で通学していたのですが、毎朝、痴漢に遭うようになりました。 

 

特急の満員電車、乗車率200%

友達と乗っていましたが、痴漢にあっているのは私だけの模様。

友達には恥ずかしくて言えませんでした。

車両を変えても、時間を変えても痴漢に遭う。

暫くして、友達に時間はかかるけど、比較的混んでいない各駅停車で行かないか、と提案します。

各駅に変えてから、痴漢の悩みはなくなりましたが、男性が怖くなりました。

 

痴漢被害と、合コンの下品な下ネタゲームが、男性=気持ち悪い事をする という風に考えるようになってしまいました。

 

こんな私が、恋愛なんてできるようになるのか…

痩せてからしたかった事

25kg以上のダイエットに成功した私は、今までできなかったファッションができるようになりました。

 

憧れだった海外の女性のような、パリジェンヌ 風ファッションやフェミニンなファッションも着られます。

 

それまでは、普通の服屋には私のサイズはないので、大きいサイズを扱う数少ない店で買っていました。

サイズは合っても、憧れの素敵な服ではないので、ファッションを楽しむという感覚を知らずにいました。

ダイエットする前の服は捨てます。

 

なかなか入るサイズがない為、ヨレヨレになっても大切に履いていた、股ずれで擦り切れそうになっているパンツ達。

持っていたのは、女性らしい服はなく、メンズライクな服ばかりでした。

 

痩せたらしたかった事

 

その1

それは、普通サイズの服屋で買い物する事です。

しかも、女性らしいフェミニンなもの。

痩せる前は、太っているくせに、フェミニンな服をきるなんてしてはいけない!と決めつけていました。

体型がどうであれ、好きな服を着ればいいとう発想がなかった。

私以外の人は、体型がどうであれ、好きに楽しめばいいと思っていましたよ。

しかし、自分には決して許さなかった。

なんなんでしょうね、自分だけに異常に厳しいって。

 

それまでは、友達に付き合って店に入るも、店員は私を相手にしません。

だって私が買える服はないから。

惨めですよね。

 

しかし、痩せてから店に行くと、気になったら試着してみてくだいと言われます。

痩せたとはいえ、普通サイズのLサイズ。

でも私には十分です。

 

痩せたらしたかった事

その2

ちょっとしたお菓子をつまむ

 

 

よく痩せている友達が、おやつを食べる事をしていました。

 

おやつの時間に、ちょっとしたチョコレート1つとか、クッキー1枚とか。

 

私は今まで、お菓子といえば、スナック菓子のみ!

スイーツにはあまり興味はなく、お菓子といえば、スナック菓子。

だから、チョコなんかじゃ食べた気がしないから、食べませんでした。

家では凄い量を食べますが、外出先や勤務先では人目があるし、さすがにスナック菓子を2袋も食べられません。

 

可愛い女性は、ちょっとしたスイーツが好き(イメージ)

 

それをしたったのです。

 

普通の女子になってみたかった。

 

しかし、痩せてから食生活を変えたおかげか、おやつの時間に何かをつまみたくなるようになりました。

 

たまにチョコレートを何粒か、クッキーを1枚、職場で食べた時、あー私、普通の女子になったんだぁ〜と感じました。

みんなが普通にしている事ができなかった。

それができるようになって嬉しかった。

 

そうです。

私は、普通にみんながしている事をなんの気負いもなくする。事がしたかったのです。

 

普通にお洒落を楽しんだり、少しスイーツをつまんだり、足を組んだり、髪を巻いてみたり、電車で空いている1席に座ったり(今までは、2人分のスペースがないと座りませんでした)

 

そして、痩せた事で、女性を楽しむことが楽しくなりました。

今まで、自分で許さなかった事を解禁した感じです。

 

普通の見た目になるという事が、こんな変化をもたらすんだぁと。自分でもビックリしています。

 

間違いなく、痩せてから私は変わりました。

身体もですが、気持ちが変わった事が何より大きな収穫でした。

 

あの時の父の言葉は、遺言と受け止めています。

 

ありがとう、お父さん。

痩せたよ!

という気持ちです。

生まれて初めてのダイエット

様々なダイエット方法がある中で、私が選んだのは、置き換えダイエット。

TVでもダイエットコンテストをする、大手の会社のダイエット食品。広告で見つけたもので、水で粉を溶かしたシェイクのようなものを1食とします。

調べると私には高額でしたが、お金がかかっていないと途中で挫折しそうだし、栄養バランスも良いとの事だったので決めました。

 

ここで、家族にダイエットを宣言します。

今までダイエットをする事が恥ずかしくてできなかった私。

母と姉に、ダイエットする事にした!と言った時に、どーしたの?何でする事にしたの?何があったの?という言葉はなく、いいじゃん!がんばれ〜 みたいな事を言われました。

 

素直に応援してくれる事が嬉しかった。

今まで、ありのままを受け入れてくれた家族にも、そんな言葉を言われるんじゃないかと恐れていた自分がわかった事に驚きました。

 

私が今まで怖かった事。

それは、ダイエットをする理由を聞かれる事だでした。

綺麗になりたい

魅力的になりたい

好きな人ができたとか、色気付いた

などと、思われるのが恥ずかしかったのです。

 

みんな気軽に痩せたい〜と言いますが、私にはずっと言う事ができなかった。

素直に痩せたい!と思えるようになり、行動に移せるようになった自分が嬉しかった。

私にとって、もの凄く大きな一歩でした。

 

ダイエット開始

1日1食を置き換えるペースではじめました。

お菓子や間食はなし。運動はウォーキング。

 

しばらく続けた後で、1日2食置き換えに変更します。

とにかく早く痩せたかった。

 

なにせ生まれて初めてのダイエットなので、ゆっくり痩せる事がいいとかは考えられなかったし、痩せる事よりも痩せた後をキープする事の方が大変なんだという事も知らなかった。

 

ハイペースで痩せていきました。

数ヶ月で履いていたパンツがゆるゆるになり、ベルトが必要になります。

 

今まで、売り場で一番大きいサイズをなんとか探し、ボタンが閉まらなくてもチャックが上がればOKとするレベル。

パンパンだったウエストにベルトが必要になる。信じられない気持ちでした。

 

置き換え以外の食事もヘルシーなものに変え、ボディーマッサージもはじめます。

 

私にはやはり、お金をかけたことが大きかったと思います。

大金をかけているから、無駄に絶対しない!という思いが強かった。

1食1000円いくかいかないか位だったと思います。

それが1日2回ですから、結構な大金。

絶対に無駄にしない!やるんだ!と強く思っていました。

 

そんな生活を続けている中で、今まで私はお腹が空いているから食べていたのではなく、食べるという行為をしたかったから食べていた。という事に気づきました。

食べるという事で、ストレスを発散していたのです。

 

何も考えず、食べたいものを食べたいだけ食べる生活は、ここで終わりにしようと決めました。

 

それから、爆食したい!と思ったら、大金がかかっているんだぞ!無駄にしてもいいの?と自問自答を繰り返し、自分にやる気を出していました。

 

自分の知っている身体でなくなる

ダイエットを続けて、かなりスッキリしました。

ほぼ毎日体重を測り、一喜一憂を繰り返します。

着ていた服がゆるくなり、顔周りがスッキリする。

ある日、自分の手を見て驚きます。

今まで、赤ちゃんの手のようにぷくぷくというか、パンパンで手にエクボのようなものができる私の手。

それが、エクボはなくなり、手に骨の筋が入っている!

スッキリした女性の手になっていたのです。

信じられない気持ち。

 

また別の日に、母に、痩せると鼻まで痩せるんだね〜と言われます。

確かに私の鼻が痩せている。

鼻まで痩せるんです。ビックリです。

 

ごんぶとの脚はなかなか変わりませんが、腰回がスッキリし始め、鎖骨もうっすら見えるようになってきました。

 

ある日、会社で座って仕事していると、足が落ち着かず足を組んでみました。

今まで一度もしたことがない、太すぎて組めなかった足が組める!

もう、本当に信じられなかった。

私が足を組んでいるなんて… 涙

 

大幅に痩せた事について、何か言ってくる人はいませんでした。

ダイエットしている事を言っていたのは、母と姉だけ。

会社の人達は、私の知らない所で何か言っていたかもしれないけれど、私に直接言わないなら支障はない。

 

仲の良い友達にも合わないようにしていました。

皆、仕事に恋愛に忙しい頃、連絡がしばらくなくても問題ありません。

ダイエットに集中したい私には好都合でした。

 

最終的に25kg位痩せました。

もう別人です。

普通の人になれた。

着たい服が着れる。

もう自分を恥じないでいい。

 

嬉しかった。

鏡に映る自分に見慣れない毎日でした。

 

しかし、痩せた事で、ちょっと勘違いな事をするようになります。

体型問題2

高校を卒業し、短大へ通うことになります。

 

入学式に着るスーツ、どうするか。

その事が、新しい生活に馴染めるかよりも、私には深刻な問題でした。

 

ネットがまた普及していない時代、どこに大きいサイズのスーツが売っているのかわかりません。

どうしようかと思っていると、母が近くにオーダーメイドの仕立て屋があるので、そこで作ると言ってくれました。

一緒に靴も作ってくれると言います。

 

ありがたいけれど、太っている事で、凄く贅沢な買い物をさせてしまうことが申し訳なく、嬉しいけれど、なんとも惨めなような、恥ずかしいような気持ちでした。

 

スカートスーツに、パンツ、それとパンプスも作ってもらいました。 

サイズは覚えていませんが、20何号とかだと思います。

 

都内の華やかな人達で溢れる学校。

ギャルが幅を利かせていた時代、おデブには生きづらい学生生活でした。

入学式にナンパ目当て?か、沢山の男子学生のような人達がたかってきます。

一列に並んで建物間での移動時、たかっている男子学生達が、一瞬で顔、スタイルを見て、声をかける女の子を決める。

 

そんなギラギラした男性を目の当たりにするのも、超絶ルッキズムを体感したのも初めてでした。

私の前を歩く子がとびきり可愛く、ものすごいやる気で声を掛ける男子学生→ 断る女性→ 冷めやらぬテンションで次行くぞ!な時に、その次の子が、私→ コンマ何秒かで一気にやる気が冷める男子学生の顔

これが何人も何人も続きます。

 

残酷だな。と思いました。

 

正直だな。とも思いました。

 

しかし、そこでも、悔しい!痩せて綺麗になってやる!という気にもなりませんでした。

ただ、これが現実だよね。と思った。惨めな気持ちになったけど、そうだよね。という諦めのような。

 

海外短期留学

 

夏休みの間、イギリスへの海外短期留学へいきました。

長年の憧れである海外生活!短期でも満足!

 

イギリスへ行くのに向けて、英会話レッスンを始めます。

そこで出会った海外の先生やその友達との交流で体型へのコンプレックスは薄れていきます。

それは、私よりはるかに大きな体型の女性が彼氏といたり、自信満々でエンジョイしているのを見ると、卑屈になっている自分は間違っているのでは?!と思えたから。

 

 

憧れの海外生活、海外の空気感にわくわくしました。

短大の海外短期留学でのプログラムで行きました。ホームステイ先も一生徒一人です。

私は運よく、ホームステイ先にも恵ました。

他に参加した友達のホームステイ先では、食事の用意も茹でたパスタのみ、休日もほったらかし。と後で聞きましたが、私のステイ先は、料理も美味しく、私の他にも2人、留学生を受け入れていて、休日も一緒に色々な所へ出掛けたり、充実した日々でした。

 

ヨーロッパからの男女1人ずつ。その子達が仲良くしてくれ、毎日、一緒に過ごしました。

一緒にいる中で、私のいい所を色々見つけて褒めてくれます。

私にしたら当たり前の行動などでも、とても素敵だと言ってくれます。 

 

太っているのが悩みだといっても、そんなのは気にしなくていい、関係ないと、軽く、本当に大したことではないと言ってくれます。

 

(太っていることが悩みという事を初めて誰かに話しました)

 

外見よりも、私自体の中身がいいんだから体型なんて気にしなくていいという言葉。嬉しかった。

 

短い期間でしたが、本当に楽しかった。

私はこのままで充分じゃないか、幸せじゃないかと思えたのでした。

 

体型は気にしなくていいのかな。と気持ちを切り替えるようになります。

 

〜就職してから〜

 

イギリスでの体験は、私にとって大きな自信をくれました。

しかし、ダイエットはしない。

逆に、体型で判断する人がいけないんだと、ダイエットとは逆の思想になります。

 

働き始めてから、ストレスで更に食べ、太いまま。 

 

数年たった頃、ダイエットのキッカケとなることがおきます。

 

父の言葉

 

父と母は私が就職してから離婚しました。

私は母と、姉は父と暮らしていました。

 

離婚してどの位たっていたかは覚えていませんが、父が病気で入院します。

 

かなり悪いとのこと。

入院先が遠い為、姉と交代でお見舞いに行きます。 

昔から、コミュニケーションをとならかった父との関係はいいとはいえないものでした。

お見舞いに行っても、何を話していいかわからない。

けれど、明らかに長くはもたないであろう外見を見るだけで、涙が出てきてしまう。

泣いたら、父に病状を言っているようなものだから、泣いちゃダメだ!と思っても、勝手に涙が出てきてしまう。

今までの関係性から素直に優しい言葉や本当の気持ちが言えない。

父の気持ちや、私の素直になれない思いがぐちゃぐちゃになります。

 

お見舞いに行っても、言葉はほぼ交わさず、気まずい時間を過ごします。

 

そんなお見舞いを続けていたある日、

ふと、父が冗談っぽく 『そろそろ痩せた方がいいぞ』的な事を言いました。

今まで、何をするにも何も言われた記憶がなく、私に無関心だと思っていた父から言われた言葉。

言われた時は、なんで今そんな事言うわけ?失礼しちゃう。と思いましたが、確実に私の心に残っていました。

 

その後、壮絶な治療を経て、父は亡くなります。

昔から父方の親戚が苦手だったのと、両親の離婚で、母についた私は、葬儀や諸々の集まりでは完全アウェイ。

 

両親の不仲→ 両親の別居→ 私が母と暮らす決断をし、引っ越す→ 就職活動→就職してからの慣れない社会人生活→離婚からの父の死

と、非常にストレスフルな毎日を食で満たす日々でした。

 

父の死から1年位たった頃、あの父の言葉をふと思い出します。

 

そして、痩せよう と思いました。

痩せる事が恥ずかしいと言っている場合ではない。

太っている事を恥じている自分が恥ずかしいんだ。

やってみよう。と思いました。

 

長い間、痩せるという事から逃げてきた私、ここにきて初めてその事に向き合う決心をします。

 

ここから、生まれて初めてのダイエットが始まります。

体型問題

今では、一応、見た目は少しぽっちゃりくらいの、標準体重〜少しオーバー位な私ですが、ずっと太っていました。

太り始めたのは、小学2年生頃から。

それから、20代半ばまでずっと太っていました。

自分の基礎(身体も心も)をつくる時期に、私はずっと太っていたということです。

最近では、容姿でジャッジすることが昔より少なくなって、容姿について何か言う事(褒めでも、その反対でも)はタブーになりつつあります。

しかし、ほんの少し前まで、見た目重視社会でしたよね?

ここ最近の容姿に対する社会の変化には、本当に驚きます。

 

幼少期〜つい最近まで、TVを見たら、太っている体型をいじる事で笑いをとる人、容姿をいじる人… そんなのをずーっと見てきていたら、ありのままの自分に自信なんか持てるわけもなく、太っているといじられる、容姿が悪いとからかわれても仕方ない というすり込みをされているようなもの。 

 

TVの出演者が、そういういじりをしているのをみれば、バカな素人もマネをして、同じような事をします。

 

スリムであればあるほど、良しとされ、普通体型でも痩せていないとイケてない。みたいな。

 

私はずっと気にしないように振る舞っていましたが、太ってる見た目を恥じていたし、自分に自信を持つ事とは無縁で生きてきました。

友達や関わる人からは何も言われなくても、自分で自分を恥ずかしい存在、堂々としているのは太っているからすべきじゃないと思っていました。

 

〜食生活〜

 

小学生の頃、母が放課後の時間は仕事に出ていたので、夕飯までの間に、母が用意してくれた、おやつを食べた後で、袋の即席ラーメンがある時はラーメンを食べていました。自分でこっそり作り、食器も鍋も洗って拭いてしまう。

食べた証拠を残しておかない徹底ぶり。

ラーメンが無くなっているのだから、食べた事はバレるのに、食べてる事がバレたら、もう夕飯前のラーメンが食べれなくなる! と思い、作って食べて、食器や鍋を片付けるまで、証拠隠滅をしていました。

 

因みに、親戚含めて太っているのは私だけ。

 

母がジャンキーなものや、甘いものに興味がない為、外食はほとんどしない、献立も肥満児を作り出さない健康的なものでした。

親からは、年頃になれば自然に痩せる、大きくなればお菓子なんて食べたくなくなる。と言われていました。

 

しかし、この頃から、夕食前に何か好きなものを食べるという習慣を作ってしまって、大人になってもお菓子は好きなまま、痩せることなく成長します。

 

 

ラーメンを食べない日は、スナック菓子を買いに行く、食パンにマーガリンをたっぷり塗り、その上にこれまたたっぷりの砂糖をのせて食べる、(母が用意してくれたおやつは別にちゃんと食べます)… ヨーグルトに砂糖をたっぷり入れて食べたり… ルンルンでこんな事をしていました。

 

夕飯はご飯2膳が当たり前。ご飯にマヨネーズをたっぷりかけて食べたり。

しかも、超早食い。

 

私はとにかく、スナック菓子と炭酸飲料が大好きで多い時は一度に2袋食べていました。

 

中学、高校とそんな食生活で、短大に行くようになっても変化はありませんでした。

 

MAXは20歳過ぎ頃、90kg近くありました。

 

太っている事で、いじめられたり、体型をいじったりしてくる人もいなかったので、酷いことをした奴らを見返してやる!とか、よくTVでやっているダイエットの神が舞い降りるキッカケもない。

周りより太っているという自覚はありましたし、痩せてみたいとは思っていましたが、何より、ダイエットをすること自体が恥ずかしかったのです。

 

ダイエットをすることがはずかしい

 

 

小学校低学年時代は、インドアで引っ込み思案な少女でしたが、高学年からスポーツをはじめ、レギュラーになり、県で1.2位になったこともあります。

つまり、動けるおデブちゃんでした。

(運動していましたが痩せなかった)

友達もまぁまぁいて、活発な学校生活を送っていました。

 

私が子供の頃は、今のようにオンラインでサイズ豊富な服を買う事なんでできなかったので、服を買いに行くのが嫌でした。惨めな気持ちになるからです。

サイズも種類も少ない中で、着たい服ではなく、着れる服を買う。

おしゃれしたいという気もなかった。

 

子供なのに、大人(小学生用ではないという意味です)の服売り場で服を買う事もありました。

一度、学校の先生と同じTシャツを着ていて、恥ずかしかった事があります。

こんなに面白い服カブリなのに、茶化してくる子もいませんでした。

 

友達に恵まれていました。

 

いじめられる事はなかったけれど、今のように、オーバーサイズや、あえてメンズ服を着る。という事はありえなかった時代。

女子は可愛く、ジャストサイズが当たり前。

おデブちゃんにはツライ時代です。

 

何となく、少しづつ色づき始める友達をなんとかスルーしていましたが、中学に上がります。

 

子供の時は、大人サイズの、まぁ可愛い服があったので良かったのですが、中学にもなると、ほぼ大人サイズなので、より服を買うことが難しくなります。

 

そして、服問題 + 思春期、恋愛問題が加わります。

 

中学生になる前に、制服採寸がありました。

恐る恐る、母親と指定の店に行き、サイズを測る。

ギリギリ特注にはなりませんでしたが、中学卒業する前には、ピチピチの制服サイズの体に成長していました。

制服が食い込んで、見た目がヤバいのを避ける為に、いつも姿勢を正しているのが大変でした。

 

高校生活

 

高校の制服は特注になってしまいました。

制服を取りに行く際、みんなが指定の場所に向かう中、特注の私の置き場はみんなと違う所にあります。

一緒に取りに行った友達に、特注な事を知られるのが怖かった。

 

高校時代、印象的だったこと、

それは母の知り合いが、矯正下着の副業のようなものを始めたから試してみないか。という話からはじまりました。

 

母は標準的な見た目です。

付き合いもあったと思いますが、実用性のあるものは高くても取り入れる性格なので、それをきていれば体型が変化し、いずれは痩せる。という事で、太っいる私の分も購入してくれました。

 

買うにあたり、試着もします。

高価なレースがふんだんに施してあり、高級感あふれるワンピースタイプの水着のようなボディースーツに、膝までのスパッツのようなガードル、2セット。

キツイ。

でも着るとシャンとするし、これを着れば痩せるの?と購入してもらいました。

 

高2で毎日着ていました。

 

食生活は変わらないから、痩せなかったです。

 

こんな私が、これからどれだけの努力をしたか。試行錯誤で自分に合ったダイエットを試し、コツコツ続けてやっとたどり着いた標準体重間近の体型になったか。

 

続きます。

習慣を変える その1

ある日、ふと入った雑貨屋で足指に付ける、足指カバーを見つけました。

浮き指の解消によい商品で、5本指でしっかり地面をつかめるようになるというもの。

しかも、ダイエットができるとう。

(大山式 足指パッドという商品です)

 

そういえば、前に友達が使って、いいと言っていたものです。

 

私は昔から、いくらでも歩けるけれど、歩くのが遅く、海外女性みたいに大股で颯爽と歩きたいという憧れがありました。

試しに使ってみるか。

と、軽い気持ちで試しに購入してみました。

 

シリコンゴム製の足指カバー。

歩いてみると、親指の付け根に力が入る感じ。

違和感はありますが、矯正している感があり、嫌いじゃない。

それをつけてしばらく過ごしてみました。

長時間付けると、足の指が痛くなることもありましたが、なかなかいい感じ。

 

ある日、出かける前の時間がなく、足指カバーをせずに出かけた時に、足指カバーをつけていない開放感よりも、私の歩行の癖に気づきました。

 

それは、足指の薬指と小指、外ふくらはぎに力が入った状態で過ごしているということ。

歩いている時も、信号待ちの時も、立ち上がる時も、どんな時も外側重心。

 

外重心を調べてみると、良くないと書いてあります。

 

 

私は、長い間、この歩き方で私はまで生きてきました。

下半身は太い(体全部太い)けれど、この下半身のおかげで、満員電車もフラフラせずにドッシリと立っていられたし、体幹はないけれど、この下半身は結構凄い。と思って生きてきたのですが…

良くない重心のかけ方、歩き方だから、早く歩けないのか?

だから脚が太いのか?

 

良くないというのなら、正しい歩き方、立ち方にするしかない。

間違った歩き方のせいで、間違った所に筋肉が付き、脚が太くなった…

とりあえず、気になる事はチャレンジしてみる!と

それから、歩き方、立ち方を常に意識して生活するようにしました。

 

5本指ソックスに変える

 

足指カバー装着生活が、靴下を5本指ソックスに変えるキッカケになりました。

 

私の足は、足先は冷たく、冷えているのに、じっとり汗をかいている状態でした。

春夏秋冬変わらずです。

真夏も同じです。

自分の足汗で、自分を更に冷やしている感じ。

足汗がひどいので、素足で靴や、サンダルも気持ち悪くて履いたことはありません。

靴下マストです。

ずーっと、普通のソックスをはいていました。

 

一度、10年以上前ですが、母に5本指ソックスいいよ。と勧められ、試しましたが、履こうとすると、指同士が個別に離れにくく、くっつきがちの為、履きにくい、なんかダサい(私はまだ30代で、会社の定年間際の方が履いてるのを日々見ていたので、年配の方の靴下というイメージがあった)し、すぐに脱いでしまいました。

 

5本指ソックスなんて履いたら、会社内で履くサンダルから5本指が見えて、みんなにバレちゃう=ダサい=おばちゃんを自分で認める。ということ。と感じていました。

 

が、今、履いてみたら、汗を吸ってくれるわ、汗が指に付かないから冷えないわ、足指同士がくっつかなくて非常に快適だったので、足指カバーから、5本指ソックスを履く習慣に変えました。

はじめ、試しに5本指ソックスの上から足指カバーを付けてみましたが、私には合わなかったので、それ以来、足指カバーは使っていません。

 

足指カバーは、結局2回買い換える位、集中的に使いましたが、私が初めて、自分の重心や歩き方(重心の移動の仕方)を意識し、正しいものに変えたい!と思うキッカケとなりました。

 

 

足指カバーをはじめたから、重心→歩き方→姿勢→ストレッチ→ダイエット…

と、色々チャレンジしようと思えたのです!

 

 

足指カバー自体がダイエットにいいのかは、確かめられませんでしたが、健康的なダイエットに辿り着くまでの最初の意識改革になったことは間違いありません。

////////////////////////////////////////////////////////////////////////

変えた習慣

 

1. 自分の立ち方、歩き方を意識する

 

2. 5本指ソックスに変える

 

 

モーニングページをはじめる

部屋がスッキリしてから、( まだまだ断捨離継続中 )それまでも朝型生活でしたが、さらに朝型になりました。

夜も早く寝るようになった( TVもストレスになり、する事がないので寝るしかない)ので、9時から10時には床につき、5時には起きるようになりました。

 

朝起きたら、コーヒーを入れ(インスタント)、布団にねっころびながらモーニングページを書きます。

そして、目の前に鏡を置きます。

(何故、鏡を置くかは、また次回に書こうと思います)

 

モーニングページ、ジャーナリングというと、カッコイイ感じですが、私はカッコイイとか素敵生活とはほど遠いので、書きなぐりノート みたいな感じ。

 

何を捨てた、まだまだスッキリしたい、今日の予定、〇〇があんな事を言った、やった、あんな事なんでやっちゃったんだろ!など…

思いつくままに、書きなぐります。

書く事がない時も、ある時も、数行でも、毎日じゃなくても続けました。

 

モーニングページを続けると、自分が思ってもみなかった本心や、本当にやりたい事など、心の奥の思いがわかる。ようです。

自分と向き合う事から逃げてきた私には、必須だな。と思い、はじめました。

 

ブロガー筆子さん曰く、毎日3ページ書くとの事ですが、3ページなんて書いていませんが、続けているうちに、あれ?と思った事がありました。

 

無の時間

 

モーニングページを書いている途中、ボーっとして、数分経っている事がちょくちょくある事に気づきました。

はじめは気にしていなかったのですが、ふと、あれ?これって、凄くない?!と思ったのです。

何が凄いって、私がぼーっとしている。という事が凄い。

 

ぼーっとしている=無の時間ということ。

 

これは、私にとって、ものすごい事でした。

 

今まで私は、起きて寝るまで、何かをずーっと考えて生きてきました。つまり、無の時間なんて持ったことがなかった。

これに気づいたのも、モーニングページをはじめて気づいたのですが。

 

ずーっと私は、目に入ってきたもの、思った事などを考えていました。

 

 

起きたらまずTVをつけ、目に入ったニュースについて、出演者のルックス、CMの新商品について。

家を出る時間まであと〇分…

通勤中も前から来る人、電車内の人、その人達がしている事、会社で何をしなくちゃとか、

 

会社に着いたら、同僚、仕事内容、仕事相手、話し方や仕事の仕方…

とにかく、ずーっと考えている事に気がつきました。

遊びや楽しみの時間は、それ程忙しくはありませんでしたが、とにかく頭の中は、ずーっと何かを考えている、忙しい状態でした。

 

そんな人生で、私が昔から理解できない事が一つありました。(一つではないけれど、とりあえず)

 

それは、ぼーっとする という事。

 

よく、学生時代は授業中、社会人になったら仕事中、ぼーっとしている人っているじゃないですか。

誰かが何かを言っていたら、それをちゃんと聞く、仕事中なら、仕事をする、それをしないでぼーっとするなんて意味がわからなかった。

 

また、学生時代のクラスメイトの会話で、

私、授業中、ぼーっとしちゃったぁ〜

わかるぅ〜 ぼーっとしたゃうよね〜

でもさぁ、ぼーっとするのって気持ちいいよね〜

 

とか。

 

私には、ぼーっとするって、どういう事?

気持ちいい?

ぼーっとしてるって、大丈夫か?って。

わかりませんでした。

 

上の空って事か、でも上の空って事は違う何かを考えてるって事でしょ?って。

 

あと、10年以上前の出来事ですが、今でも覚えている出来事があります。

 

私がサイパン旅行に行った際、海の中の洞窟を泳ぎながら魚を見る いうアクティビティに参加した時の話です。

そのアクティビティには私と友達の他に、若い大学生の女の子グループがいました。

アクティビティが終わり、大部屋で参加者と着替えをすることになり、大学生の女の子の1人と隣になりました。

私は、とにかくアクティビティは終わった、次の集合時間もあるし、今は着替えるべし!と脱ぎにくい水着と格闘しながらも着替えていました。

他の大学生達はキャイキャイ話しながら着替えています。

そんな中、隣にいた大学生の女の子は、着替えもせず、ただベンチに座ったまま、ぼーっとしているんです。

結構な時間、ただ ぼーっとしている。

具合が悪いとか、疲れたとかじゃなさそうだったので、私は彼女を気にしながら支度していました。

 

私は着替えを終え、身支度をしていると、大学生の1人が、〇〇(私の隣の大学生の子の名前)、何してんの〜、またぼーっとしてるよ!と彼女に言ったのです。

早く着替えないとみんなもう支度できるよ〜と。

すると、私の隣の彼女は、ふと我に戻った感じで、あ、また私、ぼーっとしちゃってた?という感じで答えていました。

 

この時の衝撃といったら!

 

自分以外の人と行動を共にしている最中、ぼーっとする人がいるなんて!

今まで、ぼーっとしたことがない私には理解できない行動でした。

 

(今までぼーっとしたことが全くない訳ではないと思いますが、自分で、ぼーっとしていたと思っていたとしても、何かをぼーっと考えていたという感じだったと思います)

 

しかも、更に衝撃だったのは、ぼーっとしている子に対して、みんなが、可愛いんだからーとか、かわいいー と言っているんです。

 

まぁ、大学生位の女性同志特有の感じっちゃーそんな感じなんですけど。

 

私は、逆に、可愛いと言っている友達に対して、気持ち悪!と感じた事を今でも覚えています。

可愛いんですか?

みんなを待たせて、ぼーっとしている子は可愛いんですか?

 

私は、頭大丈夫か?と思ってしまうタイプなので、ぼーっとしている子と、可愛いと言っている友達の、そのグループが変に印象に残っていました。

 

何が言いたいかというと、

ぼーっとすることを知らなかった私が、ぼーっとすることができた! 

これが、ぼーっとする事なのね!!!と感動したのです。

サイパンで、隣の彼女を信じられないと思っていた私が、彼女と同じように ぼーっとしているのね!と。

 

(サイパンの彼女の場合、私の憧れていた ぼーっとする とは違いますが…)

 

何故、こんなに ぼーっとする事に感動したのかは、ブロガーの筆子さんが、何も考えない時間は大切。ぼーっとする事は大事みたいな事を記事に書いていたからです。

 

それを読み、ぼーっとするって、どうすればできるんだろう。と、マインドフルネスの本やら、仏教の本やらを読みましたが、目の前のことに集中する。とか、何も考えない。みたいな事が書いてあり、試してみたけど、できない。どうしても何かを考えてしまう。

何度試してみても、できなかったので、忘れていたのです。

 

それが、モーニングページを続けていたら、ぼーっする ができたのです。

これか!

これかー!!!と感激したのです。

 

モーニングページをはじめてから、本当に自分がしたい事や、心の奥にしまい込んだ自分の本心が出てくるのはまだまだ先の事ですが、ぼーっとするという、無心の時間を持てるようになった事は、とても大きな出来事でした。